南東の国境がボリビアと接している、秘境とも呼ばれる高地プーノの山奥・サンディア渓谷の一部であるアルト・イナンバリ。
イナンバリ農協は400名の小規模生産者によるグループです。この地域はボリビアに近いこともあり、ケチュア語族やアイマラ語族といった中央アンデスの主要な語族の人々が暮らしています。
収益を得るためだけでなく、コーヒー生産自体が伝統・文化を守り維持・促進させるという思いから“café con sabor a mi tierra”(私たちの土地の香りが漂うコーヒー)を合言葉に、高品質なコーヒー生産を行っているそうです。
こんなエピソードを知ると、コーヒーの風味だけでなくそのストーリーからもコーヒーに興味が湧いてきます。